ロンドン五輪で活躍する美貌のアスリートに、テレビ局やプロダクション、広告代理店から熱い視線が注がれている。国民的知名度や好感度が高い選手が集う五輪は、キャスターやコメンテーター候補の“草刈り場”でもあるのだ。 

 寺川綾650px.jpg五輪後、一気にオファーが殺到しそうなタレント候補の筆頭が、女子100メートル背泳ぎで銅メダルを獲得した寺川綾(27)。

 「この4年間、スマイルを封印して競技に取り組んできたプロ根性。それに反して化粧と表情でガラッと変わる美しさ。10年に一度の逸材です」と、広告代理店のキャスティング担当は太鼓判を押す。

 現在はミズノに所属。「メダリストともなれば待遇もよくなり、現役引退後も広告塔になりえる存在。アドバイザーや指導者など堅実に選択するのでは」(芸能ジャーナリストの永瀬白虎氏)

 とはいえ、6月には初のフォトエッセー集で磨き抜かれたボディーも披露。別の一面を見たいという声があがりそうだ。

 gym12073019240010-p5.jpg体操の田中理恵(25)は複数の芸能プロ関係者が注目する。

 「完成されたマドンナ的な肉体は、タレント向き」と、芸能評論家の肥留間正明氏。永瀬氏も「チームのなかでは、ちょっと浮くほどのセクシーさ。濃い目のルックスに相当なオファーがありそう」とみる。

 田中の五輪壮行会では、あの千葉真一(71)が、「アクション女優に」とラブコールを送ったといい“ポスト志穂美悦子”の目も?

 バドミントンの潮田玲子(28)は、すでに美人キャスターを多く抱えるセント・フォースに所属。キャスター経験もあり、五輪後も各局の争奪戦は必至だ。一方で、「五輪直前にJリーガーとの熱愛を報じられる脇の甘さが、スポンサーには、どう映るか…」(広告代理店のキャスティング担当)という心配の声が出ている。

木村文子52.jpg タレント候補の伏兵は、大会後半に登場する陸上ハードルの木村文子(あやこ、24)。

 「AKB48の大島優子に似た美人。メダルに届かなくても、記録を更新すれば、コメンテーターやCMなど引く手あまたでしょう」(肥留間氏)








 意外な競技では、馬術の武田麗子(27)もフォトジェニックだ。

 武田麗子b.jpg「父親は武田薬品工業元会長という“究極のお嬢様”。清潔感があり、品の良さはさすが。ただ、経済的な心配はないだろうし、馬術はまだまだ現役続行が可能なスポーツ」(永瀬氏)と、芸能プロのスカウトマンのハードルは高い。

 個人でメダルに届かず涙を見せた卓球の福原愛(23)には、「挫折を味わった有名選手の講演ほど感動を呼ぶ」と、大手芸能プロのスポーツ担当が虎視眈々。

 このほか、新体操のサイード横田仁奈(18)は、「ナイスなスタイルで、パキスタンと日本のハーフのエキゾチック美人。妹は、AKB48の研究生である横田絵玲奈。今後注目されそう」(永瀬氏)とも。

 アイドルの スカウト合戦並みに熱い視線が注がれる五輪中継。肥留間氏は、「国民の誰もが知っている選手は、どんなタレントを育成するよりも商品価値が高い。ただ、夏 季と冬季、2年ごとに五輪代表出身のキャスター、コメンテーターの世代交代があり、勉強しない人が去っていく厳しさもある」と競技場と同様に厳しい現実を 語る。