0_65029500_1345812760 AKB48が24日、東京ドームで初のコンサート「AKB48 in TOKYO DOME~1830mの夢~」を行った。アンコールではチーム替えが サプライズ発表され、総監督に高橋みなみ(21)、チームAのキャプテンに篠田麻里子(26)、チームKのキャプテンに大島優子(23)、チームBのキャ プテンに梅田彩佳(23)が就任。一方、宮澤佐江(22)が中国・上海を拠点とするSNH48に完全移籍するなどグループ全体に激震が走った。

 東京ドーム公演終了後の27日に、AKBからの卒業が決定している前田敦子(21)。最初で最後となる“夢の舞台”は、第1期からメンバーを率いてきた前田を送り出すための、粋なセットリストが組まれた。

 0_20777000_1345807932最初の曲は「PARTYが始まるよ」。2005年12月8日、秋葉原48劇場(現在のAKB48劇場)での初公演で、最初に歌った曲だ。収容250人の 劇場に来場した当時のファンは7人。この日、観客はAKB史上最多となる、約6800倍の4万8000人に膨れ上がった。

 MCでは「今日を入れて4日間で卒業するが、卒業したいなあと心の底から思ったことはなかった。AKBは大事な場所だったと思う」。仲間たちに囲まれながら、笑顔で振り返ったが、本編の最後にクライマックスシーンが待っていた。

AKB48 東京ドームコンサート オフィシャルムック AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~ (文春MOOK)

新品価格
¥1,200から
(2012/8/26 07:54時点)

 出演者全員がタワー形のステージに上がって歌ったのは「青空のそばにいて」。インディーズのセカンドシングルのカップリング曲で「PARTY―」と同じ く、最初の公演で披露した曲が選ばれた。デビューから駆け抜けてきた6年8か月と17日。その記憶が頭の中をよぎったのか、前田の目には涙が光っていた。